「夜勤がつらい、でも辞めたら給料が下がるのが怖い……」
そんなループに陥っていませんか?
かつての私も、病棟でナースコールとモニター音に追われながら、全く同じ悩みを抱えていました。
しかし、「施設内訪問看護」へ転職した結果、驚きの事実が待っていました。
なんと、病棟時代よりも月収が約4万円アップしたんです。
家賃手当などの調整を除いて見ると、実質5万円も給料アップしました。

今回は、2026年の診療報酬改定を控えた今、
「病棟看護師 vs 施設内訪問看護師」のリアルすぎる給料と体力の比較をお届けします。
【実録】転職で月収4万円アップ!その内訳とは?
「施設に行くと給料が下がる」という話を聞いていました。
ところが実際就職してみると、なんと4万近くアップしていました!
- 病棟看護師時代(3交代制)
- 夜勤:月8〜10回前後(準夜・深夜の不規則な入れ替わり)
- 残業:月20時間程度(残業・記録の残り)
- 手取り:約24万円
- 施設内訪問看護師(2交代制・現在)
- 夜勤:月4〜5回(16時間拘束の2交代)
- 残業:月5時間未満
- 手取り:約28万円(実質的な基本給アップは5万円!)
月収が4万円増えたことで、貯金に回せる余裕ができたのはもちろん、美容や趣味など「自分への投資」ができるようになりました。
何より、「あんなに過酷だった病棟時代より、今の方が稼げている」という事実に驚きを隠せません。
3交代から2交代へ。体力の消耗が「激減」した理由
給料アップと同じくらい衝撃だったのが、身体的ストレスの軽減です。
病棟時代は「3交代制」でした。
日勤も残業があり定時に帰れない。なのにその後に数時間だけ寝て深夜勤へ行く。。
体内時計はボロボロで、休日は泥のように眠るだけで終わっていました。
帰ってからご飯の準備をする体力は残っておらず、健康を意識したご飯だとしても冷凍ご飯と納豆だけ。
お風呂にも入らず寝てしまい、夜中に起きて入浴し、そのまま倒れたように寝る日々でした。
準夜勤の次の日は休みですが、しっかり体も休まらないまま日勤深夜が来る。
そんな日々の繰り返しでした。
今の施設内訪問看護は「2交代制」です。
1回の拘束時間は長いですが、その分明けの休みがしっかり確保されます。
また、施設内訪問看護の夜勤は、急性期病棟のような「分単位のナースコール」や「絶え間ない緊急入院」がありません。
もちろん責任は重いですが、「座って記録を書く時間」や「落ち着いて仮眠を取れる時間」が確保されているため、翌日の疲労感が全く違います。
なぜ施設内訪問看護は「高給・低負担」が可能なのか?
「そんなに条件が良いなんて怪しい」と思うかもしれません。
これには明確な構造上の理由があります。
① 効率化による利益還元
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)や有料老人ホームなどに併設された施設内訪問看護の移動です。
移動時間が「徒歩移動」だけですので、一般的な訪問看護に比べ移動車を運転する手間もガソリン代もかかりません。
その分、多くの訪問件数をこなせるため、事業所の利益が上がりやすく、看護師の給与に反映されやすいのです。
② 基本給そのものが高設定
病棟は「ラダー」や「年功序列」の壁があります。
しかし施設内訪問看護は、即戦力の看護師を確保するため、最初から基本給を高めに設定している法人が増えています。
私のように、転職した瞬間に基本給が5万円上がるケースも珍しくありません。
③ サービス残業の撲滅
スケジュールが「訪問時間」として管理されているため、ダラダラと残る文化がありません。
病棟特有の「先輩が残っているから帰りづらい」という空気からも解放されます。
【比較表】病棟看護師 vs 施設内訪問看護師
| 項目 | 病棟看護師(3交代) | 施設内訪問看護師(2交代) |
| 月収のリアル | 残業と夜勤数で稼ぐ | 基本給が高く、安定して稼げる |
| 夜勤の質 | 常に走り回る(不穏・急変多) | 巡視と定時訪問がメイン |
| 身体の負担 | 睡眠不足が深刻 | オンオフがハッキリしている |
| 残業 | 毎日1〜2時間は当たり前 | ほぼゼロ、あっても分単位で支給 |
まとめ:これからの看護師は「タイパ」で選ぶ時代
2026年、診療報酬改定によって医療の現場はさらに変化していきます。
しかし、どんなに制度が変わっても、「あなたの体と人生」を守れるのはあなただけです。
私は転職して月収が5万円上がり、自由な時間が増えました。
「病棟での経験こそが正義」という考えもありますが、
「心身ともに健康で、かつ高い報酬を得る」ことは、プロの看護師として立派なキャリア戦略だと私は確信しています。
今は、「自分が職場に選ばれる時代」ではなく、「自分が職場を選ぶ時代」です。
今の働き方に限界を感じているなら、一度「施設内訪問看護」という選択肢を覗いてみてください。
失うものは、毎朝の絶望感と、慢性的な睡眠不足だけかもしれません。
「私の地域で高条件の施設を見つけるには?」
そう思った方は、まずは求人票の「基本給」と「夜勤の交代数」をチェックすることから始めてみませんか?
具体的な求人を見るだけで、今のモヤモヤした不安が「希望」に変わります。
今回は診療報酬前のリアルな給料比較をお伝えしました。
令和8年度診療報酬改定後、リアルな比較もまたお伝えします。


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